プロフィール
プライアルトス代表取締役 鶴田裕史
プライアルトス代表取締役 鶴田裕史
株式会社プライアルトス代表、プライアルトス社会保険労務士事務所
IBM、サン・マクロシステムズで10年以上にわたりB to Bのマーケティング実務を経験、その後アクセンチュアにてIT、経営コンサルティング、新規事業立ち上げ支援、大規模プロジェクト管理等を実施、電通系の会社を経て2004年に経営およびマーケティングのコンサルテーションを行うプライアルトスを設立、代表に就任
専門分野は、事業戦略、事業計画、マーケティング戦略、契約管理、人材育成・人事・労務管理
社会保険労務士(東京会所属)
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2010年02月08日

起業時の苦しみ お金

私の会社の資本金は200万円、個人として供出でき、かつ数ヶ月のオペレーションを維持できる最小限の費用として準備しました。あえて資金繰りという言葉を使わなかったのは、出資や投資が伴わないコンサルティング業ですので、いってみればお小遣い帳の世界に近いお金の管理だからです。最近、特に感じるのは企業に勤めている時には、この単純な会社のお金の出入りの感覚が無いため、売上と費用の感覚が麻痺していたと思っています。会社を辞めて自らがお金の管理をしてみて初めてわかる入出金、支払いのタイミングを把握することの重要性だと思います。会社は自然に給与を出している訳ではありませんので。


さて、200万円でどこまで維持できたかというと、3ヶ月。200万円の中から登記等の費用、家賃、社会保険と厚生年金の最小限の金額を維持するための月々数万円の給与、そんなものが積み重なって持って3ヶ月です。物販やら何やらの費用がかかる業種であればやはり1000万円の資本金というのは理にかなっている制度だと改めて考えさせられます。

個人の収入なんか2の次で、支出を押さえるために何をするか、一日でも早くお金を回収するためには何をすべきか、毎日自問自答していろいろなことを試してみました。所謂雇われ取締役感覚の人や、お金感覚がルーズな人と組んでいたら今の私の会社も存在しないと思います。とりあえず歯を食いしばって、営業しながらとれた仕事をこなし、夜は夜でメールやら紹介サイトやらホームページやらありとあらゆる機会にトライという状態が続きました。

でも今になって思うといい経験だと思います。  
タグ :起業経営

Posted by プライアルトス代表取締役 鶴田裕史 at 12:06Comments(3)経営

2010年02月04日

起業時の苦しみ 営業開拓

十分な準備期間なく企業すると、最初に直面する壁は営業面だと思います。私の場合も1ヶ月での起業だったため、営業ラインはまったく組み上げることができない状態で営業開始となりました。初めの数ヶ月間は起業後のいろいろな作業、たとえばホームページを作成したり、オフィスの環境を整えたりしつつ、営業に奔走しました。

物販等とは異なり、無形のサービス業ですので、定期的な仕事でもなく、商品を提示してお客さまを呼び寄せることもできませんので、こちら側から一生懸命営業をかけていくことになります。昔の知り合いへのあいさつ回りから、様々なマッチングサイト、さらにはメーリングリストからの募集等への応募など、ありとあらゆる手を使って接点を開拓しました。

確率的には、コンタクトできるものが半分、案件の可能性を持つものがそのうち5%程度と、全コンタクトの数%が案件につながるような状態でした。それでも、万が一の可能性を考えこまめにコンタクトを行うことで、どうにかこうにか案件を獲得できたのは創業から2ヶ月の後半、首の皮一枚で事業が存続したといったところです。昔から運は強いほうでしたので、結果はOKなのですが、本当に胃が痛くなる状態でした。途中で蕁麻疹も出たりして本当に会社つぶそうかなと思うことも何度かありました。

そのときの経験から言えることは、まず①どんな可能性があるかわからないのでとにかく何にでトライすること、②いやみにならない程度のしつこさは必要、③焦りはあっても表に出さないこと、が重要だと思います。

また、そんな危機的な状況のとき、旧知の間柄の人の反応もよく観察する必要があります。日ごろの緊密さと本当に考えてくれることには何の相関もないように思えます。こんなときに助けてくれる(別に仕事を出す出さないではなく、いろいろと手を尽くしてくれる)人こそ大事にしないといけないと思います。私は、連絡不精なので、忙しかったり、用事がないと連絡をしない傾向がありますが、それを理解した上で、私のスキルや志向を理解していただけ、手を尽くしてくれた人には今も感謝しております。この気持ちは忘れないようにしないといけないなと思い出す今日この頃です。  
タグ :起業経営

Posted by プライアルトス代表取締役 鶴田裕史 at 16:18Comments(0)経営

2010年02月03日

短期間での起業にむけて

私の会社は、2004年3月に登記し4月から営業開始しましたが、実は起業を決めたのは3月に入ってからでした。いわゆる、やってはいけない思いつき起業に近かったと思います。前職での当初のコンセプトが見事に覆され、やりたかったことができる環境にならなかったこと、そして人間関係の確執といったところが原因で、4月に予定されていた会社の再編時には辞めたほうがよいかなという判断でした。今になって思えば無謀かと。
で、資本金として自分で200万円、パートナー一人と、企業に向けて準備を開始しました。

お金がないのでいきなり4つのことを自分たちで並行して行わなければなりませんでした
1)登記・役所関係
2)事務所、メール等の準備
3)資金集め
4)営業先開拓

1と2はほぼ力技です。当時は登記手続き等も結構面倒だったので、試行錯誤しながらも完全に自力で登記を完了、役所や保険関係も、窓口で聞きつつ、WEBでしらべつつ完了。その経験からは、行政書士やら社労士やら使わなくても起業はできるということです。また最近別の会社を登記したのですが、以前よりさらに簡略化された手続きで、起業時には自分で経験したほうがよい一連の作業だと思います(会社の登記は人生で1-2回しかしないと思いますので)。この作業で約3週間。

事務所も、オープンオフィスに電話して即決、7平米のオフィスでしたが、とりあえず場所を作りたかったので、安さで決定。WEBもC-sideで決定、これも値段。ここまでほぼ1週間。

以上の作業に資金集めの交渉を交えて、3月はあっという間に終了しました。並行した資金集めは、知り合いといっても大手企業の方ばかりでしたので、役員会で説明したり、上層部役員へ直接説明をしましたが、すべてNG。この経験からも、起業時の資本は自分で用立てられる範囲で、その範囲で何があっても維持できる体制と心構えが必要だと思います。

さて、そんなこんなで会社ができて、200万円で食いつなぎつつ、営業となるのですが・・・4月以降のお話は明日書かせていただこうと思います。  
タグ :起業経営

Posted by プライアルトス代表取締役 鶴田裕史 at 07:39Comments(0)経営

2010年02月02日

起業前と起業後の意識の違い

今回は起業前と起業後の意識に関して書いてみたいと思います。
いわゆるコンサルティング会社に勤めていましたので、起業前でも経営に係わるさまざまな局面でのコンサルティングを行っていました。事業モデルの設計、事業計画(いわゆる採算計画ですね)の立案・作成、営業活動支援、マーケティング・プログラム開発、オペレーションの設計・導入などなど、会社を作るところから会社を動かす仕事までいろいろと経験してきました。

でも、やはり会社を作って自分でオペレーションをし始めてから改めて振り返ると何かが違ってきています。それは仕事に対する意識だけでなく、物の見方なのでしょうか。ここでは自分で感じるいくつかの意識・感覚の変化を挙げてみたいと思います。

1)日々接したり、何気なく目に入った情報に過敏になった(この会社どんな収益モデルだろう、どんな経営してるのだろうなどなど)
2)お客さまの経営へのアドバイスのときに、軸ができた(私の経験に基づく考えではといえるようになった)
3)雑用もすべて大事、企業では裏方さんたちの仕事領域の重要性と段取りがわかるようになったため、それに関連することでも目をひかれるようになった(例えば、経理でも総務でも自分でやるといろいろなことがわかり工夫するようになった)
4)上記に引っ張られてか、将来に向けてプラスがあまりない仕事や、力仕事のようなコンサルティングでも、「何か役に立つ」という意識で仕事ができるようになった

といったところです。
何か一般的なような気がしますが、私個人の感覚としては「ゼロからすべての会社機能を作り上げる経験は何物にも代えがたい」ということと、これから起業される方へのアドバイスとしては「専門家のアドバイス助力をもらうとしても、なるべく自分でやってみる、それもできる限り広範囲なことを」という意識が将来を変えると思っています。

したがって、勤め人から起業家、さらに経営者になるためには、ある程度できてしまった器よりも土からこねて器を作る経験が必要だと信じています。異論もあるかとは思いますが、コンサルティング等でもある程度のコンサルティング会社の従業員コンサルよりも、べたべたに見える起業・経営者であるコンサルタントの方々のほうが私にとって魅力的ですし、お話をしたとしても得るものが多いと感じます。

個人的には、従業員だったころよりも気持も体も大変ですし安定して給料をもらう魅力が勤めにはあり起業後も心揺れることもありましたが、たとえ給料がでなくても会社を存続させ、自由にいろいろな仕事をして、いろいろな知識と知人を増やしていくことのほうが魅力的になってきたのは、「経験は力だ」と思い、「なんでもやってみよう、なんでも知ろう、それもとことんまで」という気持ちが生まれたからだと思います。

次回は5年前の起業時のことを思い出しながら書いてみたいと思います。  

Posted by プライアルトス代表取締役 鶴田裕史 at 07:51Comments(0)経営

2010年02月01日

今日からブログ初めてみます

はじめまして
株式会社プライアルトスの鶴田です。

2004年に会社を設立して、もう早いもので6期目に突入しています。その間に経営としてもいろいろな局面に遭遇しましたし、お仕事を通じて沢山の人とおめにかかりました。そんなちょっとした経験や日常から会社を経営するってどんなこと?という命題に対して感じることを書いてみたいと思います。私もそうでしたが、企業に勤めたあと起業をする方が多いと思いますが、このキャリアパスでは全員が本当の意味での経営者になれるとは限りませんし、蛹が羽化するまでの間のようにある程度経営というものを体得していく時間が必要だと思います。できる限り、短い期間で経営者としての意識、技術を体得するための心得を書いていきたいと思います。

また、経営コンサルタント、マーケティングコンサルタントとして、大手企業と中小企業両方にかかわっていると、中小企業の経営者の方々に「大手のこんなところを見習うべき」、「大手にできないこんなことをやるべき」といった、中小企業ならではの問題やチャンスが見えてきます。差し支えない範囲で、私の経験や日常から経営やマーケティングにおける戦略や戦術、さらにはオペレーションの仕組みまで、いろいろなことを書いていきたいと思います。

一応初回なので自己紹介ですが、自分の会社では、経営コンサルティングと言いながら、事業計画、経営管理、新規事業、プロジェクト管理、マーケティング、事業オペレーション、はたまた外部取引先や提携先との交渉等までいろいろなことを行っています。特に、最近では中小企業向けの経営支援やプロジェクト支援が多く、もっと最適なサービスを堂々と提供できるように(今は士業ではなくあくまでもボランティア的にサービスしている内容をカバーするために)、個人的にはいくつかの士業の資格を取ろうと思っています。

IBM、サン・マイクロシステムズでIT技術とマーケティング、アクセンチュアでコンサルティング技術や経営現場でのコンサルティング経験を数多くこなした結果、マルチプレイヤー的に営業、マーケ、法務、財務など幅広くカバーできるため、いろいろな機会をいただくことが多いので、その経験等もブログでお話できればと思っています。

これから不定期更新になると思いますが、よろしくご支援お願いします。  

Posted by プライアルトス代表取締役 鶴田裕史 at 11:55Comments(0)一般