プロフィール
プライアルトス代表取締役 鶴田裕史
プライアルトス代表取締役 鶴田裕史
株式会社プライアルトス代表、プライアルトス社会保険労務士事務所
IBM、サン・マクロシステムズで10年以上にわたりB to Bのマーケティング実務を経験、その後アクセンチュアにてIT、経営コンサルティング、新規事業立ち上げ支援、大規模プロジェクト管理等を実施、電通系の会社を経て2004年に経営およびマーケティングのコンサルテーションを行うプライアルトスを設立、代表に就任
専門分野は、事業戦略、事業計画、マーケティング戦略、契約管理、人材育成・人事・労務管理
社会保険労務士(東京会所属)
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2011年02月22日

共同経営者の条件(1)

会社を一人で経営することは非常に心労が多いものです。「社長は孤独である」とはよく言われますが、経営陣に何名かがいることで心労だけでなく、業務の幅も広がり、さらには助け合い、補完しあうことができます。会社を安定して運営していくためには、経営陣、特に運命共同体としての仲間がいることが必要なのではと思います。

しかし、その一方で人はそれぞれ違う考えや文化を持っています。共同経営をしていく中でも、その違いが思わぬところで露呈して、経営が傾くことがあります。
これから数回に分けて、私の経験から共同経営を行って行く際の注意事項をまとめてみたいと思います。

まず、今回は個人の生活と会社経営に関してです。

ベンチャーであったり、小規模企業であると、経営者の私生活と会社経営は密接に関連することは仕方が無いことだと思います。密接に関連するといっても、会社中心の生活になり、会社存続のために私利私欲や個人生活を犠牲にすることが通常だと思います。

しかし、起業をする人の中でも、大企業の生活や感覚に慣れ親しみすぎて、ベンチャーや小規模企業の経営者としての思考を持てない人がいます。例えば、資金繰りや会社の財務状況に関して、その道の専門の人に任せることは重要ですが、概観だけでも理解しておく必要も当然生じます。概観と言っても創業初期の場合には、いくら売上があって、いくら使っていて、現金がどの程度手持ちにあるのかという、いわば小学生のお小遣い帳のレベルです。

残念ながら大企業的な分業発想の人が経営陣にいるとこの最小限の感覚がなく。「お金は管理している人がいてその人が上手に工面してくれると」いう勝手な理解のうえで、日々を過ごしています。結果として、資金がショートしてもその事態を理解せず、自らの生活を変えることもなく、残りの経営者に負担、自己犠牲を強いることになります。このような人の特徴は「(ビジネスの)話が大きい」、「とにかく目新しいことや、変わったことに飛びつく」、「どんどんと話が本業からはずれていく」といった特徴があると思います。身の丈を把握し理解する能力の欠落があることがその理由だと思われます。

財務の感覚以前に、経営ゲームの感覚でもかまわないので、ある程度のレベルでお金の出入りに関してのセンシティビティを持っていること、これが最小限経営陣に加わるための条件だと思います。やはり経営陣には、リスクを理解し、あまりホラを吹かない人を選んでいくことが重要だと思います。


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Posted by プライアルトス代表取締役 鶴田裕史 at 16:44│Comments(0)経営
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