プロフィール
プライアルトス代表取締役 鶴田裕史
プライアルトス代表取締役 鶴田裕史
株式会社プライアルトス代表、プライアルトス社会保険労務士事務所
IBM、サン・マクロシステムズで10年以上にわたりB to Bのマーケティング実務を経験、その後アクセンチュアにてIT、経営コンサルティング、新規事業立ち上げ支援、大規模プロジェクト管理等を実施、電通系の会社を経て2004年に経営およびマーケティングのコンサルテーションを行うプライアルトスを設立、代表に就任
専門分野は、事業戦略、事業計画、マーケティング戦略、契約管理、人材育成・人事・労務管理
社会保険労務士(東京会所属)
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2011年03月03日

組織強化 社風と文化の違い

企業は人によって成り立っているとはよく言われます。ビジネスモデルは人的接点を持たず、業務もIT等によって行われているとしても、それらのものを構築・改善し、さらにオペレーションしていくためにも人は必要ですし、人の善し悪しが企業の力を決めます。

多くの経営者の方々と接して、悩みの共通項としては
1)いい人材が確保できない
2)社員のレベルが低い、向上しない
3)オペレーションがきちんと機能しない
といったところが挙げられます。

採用はメディアで取り扱われているように、中小企業には厳しい状況が続いています。採用に関しての苦労は一筋縄では解決できない問題だと思います。

しかし、その一方で、どのような人材であっても期待する一定のレベル以上に育成することも、オペレーションをきちんと機能させることも経営者の問題であり、社員の能力の問題にすべきではないと考えています。この部分を安易に責任転嫁する経営者が多いと感じます。

組織を強化するためには、まずは自分の会社が期待する能力を持つ社員になるように、会社の仕事を通じて育成していく必要があります。これは仕事のやり方、マインドセットを含め、自社組織があるべき形や機能、能力を具備するために必要な教育の一環だと思います。仕事は一人で完結する物ではないので、組織・会社の文化を構築し、定着させることが重要です。

一般的に若い会社にありがちなこととしては、「フランクな会社にしたい」、「組織に縛られないフラットな会社にしたい」、「社員の自由を重要視したい」等の考えかたを優先させるあまり、自社の文化=社風だと勘違いしてしまうことです。自由であったりフラットである組織を動かしながら、社員に必要とする能力や力をつけさせるためには、その一方でそのような自由またはフラットな組織でも社員の質を一定以上に育成していくプロセス(というよりも文化)が必要になります。社風を優先することによって、社員の自主性を重んじることだけでは組織を強化することはできません。

自由は自己責任を伴い、自己責任の範囲には経営の一部としての他の社員の教育・指導や、自らのレベルアップも必要となります。そのような責任をともなった社風であれば、会社の文化となるのではないでしょうか?このことを忘れて、あくまでも社風という型から入り、必要なことよりも型を優先することは、人員が増えると会社組織が崩れていく大きい原因になると思います。


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Posted by プライアルトス代表取締役 鶴田裕史 at 17:07│Comments(0)経営
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